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3-3 肥満と健康と栄養素   
 肥満とは、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った結果、体内に脂肪が過剰に蓄積された状態である事です。
この過剰な体脂肪を消費させることが肥満解消の要点となります。
適切な栄養素の割合
一般的な食事では、摂取栄養素の割合がで、たんぱく質15%、脂質25%、炭水化物(糖質)60%の割合が理想です。
しかし、ダイエットなど、カロリーを抑えなければならない場合の食事は、たんぱく質25%、脂質15%、炭水化物(糖質)60%の割合が理想です。
GI値(Glycemic Index グライセミック)
 食品の成分は同じでも、種類によって摂取後の血糖値の上昇に違いがあります。違いがあるということはインスリンの分泌にも影響があるため、肥満の防止にも十分注意しなければならない事です。この違いを表す方法として、血糖値の上げる時間的な速さを、ブドウ糖を100として他の食品と比較する指数をGI値と呼びます。指数が高い食品ほど糖質が吸収されやすく、血糖値の上昇が早いことを示します。このGI値の値が低いほど、糖質が吸収されにくいという事なので、高い値のものと比べて太りにくいとも言えます。
   主なGI値
 
*コラム
GI値を見回すと、パン類で「食パン」が95と高くなっています。 
ベーグルパンは油脂や糖分が少ないので75と低くなっています。
クロワッサンも甘くないものについては70と低く、糖分が吸収しにくいパンです。
しかしながら、クロワッサンはカロリーが高い方です。
GI値とカロリー値。このバランスの取り方が難しいものです。
     
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 肥満と健康・食生活 [目次]   
 1.肥満とは 1) 肥満の定義 2) エネルギーの摂取
3) 肥満と遺伝 4) 脂肪細胞 <インスリンと肥満>
 2.肥満と病気  1) 肥満の危険性 肥満 病気
肥満 病気 4) アディポサイトカイン 5) 病気のリスク改善
 3.食事療法 1) 食事とカロリー 2) 五大栄養素
3) 肥満と健康と栄養素 健康づくりのための       食生活 肥満防止のための      食事療法
 4.運動療法  5) 運動療法の必要性 2) 運動療法のポイント
  3) 食事と運動  
5.ダイエット計画 1) 間違ったダイエット 2) ストレスを溜めずに
  3) 食生活の計画性  
 
食事と健康
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 2013年7月 
     
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