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中高年の・・
肥満と健康・食生活
無理のないダイエットを考える
5 ダイエット
 5-1 間違ったダイエット(無理の無いダイエット)       
   ダイエットを行なう人は多いですが、
ダイエットを行なった人の実に90%は、体重が戻るリバウンド現象を起こして、ダイエットには失敗しています。
急激な・無理なダイエット(減量)をおこなうと、人間の体は元に戻そうという防衛本能が働くため、
体重が戻ってしまうのです。
 世間では多種のダイエット方法がありますが、そのほとんどは間違えているので、ダイエット・減量方法は
適切な方法を、見極めなければなりません。
 
 ● 間違ったダイエット法  
 
 短期間ダイエット サウナ、痩せるお茶 など 急激に体重が減るのは、体内の水分が減少するだけで、度が過ぎると脱水症の危険がある。
 単品ダイエット  こんにゃく、寒天、納豆、プロティン 体脂肪だけではなく筋肉や骨まで減少してしまいますやつれて体調を損ねたり、機能障害がでる恐れがある。
特定の食品(栄養素)の採りすぎは過剰症の副作用を起こす可能性がある。
栄養素の取り過ぎは体に良いのか?
 健康食品・サプリメントダイエット    プロティン、食物繊維、 厚生労働省が認可した「保健機能食品」以外の健康食品の効果・効能は実証されていない。
やせる薬  痩せ薬(ネット販売など)  厚生労働省が認可している肥満治療薬は僅かで、
医療機関以外では入手はできません。
 美容ダイエット
(部分ダイエット)
 痩せる石鹸、やせるクリームなど 皮膚表面の美容効果。
クリームを塗って、皮下脂肪が減るわけではないです。 
     
 ○ 何が正しいのか   
   確かにテレビ等で「短期間で○○Kg痩せた!」と宣伝し、痩せたスリムな体を披露している人がいます。
しかし、 ほぼ全ての人が、その後リバウンド(再肥満化)しています。一時的な苦労で劇痩せしても、痩せた体を
保つための生活習慣が身についていないからです。また、人の体は急激に痩せようとすると、体の防御本能に
より、カロリーを出来るだけ消化しないように体の機能が向かっていきます。つまり痩せにくくなります。皮肉な事
に太りやすい体になるのです。

 ダイエットには王道はありません。やはり適度な食事と運動で、適正な習慣を身に付ける事が必要です。
 
       
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