4-2 |
運動療法のポイント |
|
|
運動を行なうに当たってのポイントです。 |
○ |
なぜ肥満防止・ダイエットに運動が必要なのか? |
|
適度な運動を行うことで、基礎代謝を高める事ができるのです。
食事療法でいくら摂取エネルギーを抑えても、食事療法だけ続けていると体の基礎代謝も一緒に抑えられて
しまいます。そこで、運動を行うことにより、特に後述する「有酸素性運動」を行うことにより基礎代謝を上げるのです。 |
○ |
運動療法の基本 |
|
運動を行なう
@ |
安全である事 |
健康のために運動を行なって、ケガ等で健康を害したのでは意味がない。 |
A |
効果的である事 |
いくら運動をしても効果が無ければ意味がない。 |
B |
気軽に楽しく出来る事 |
楽しく出来なければ続かないのである。 |
|
○ |
最も適切な「有酸素性運動」 |
|
「A効果的である事」を実践するために、最も良い運動は「有酸素性運動」です。有酸素性運動とは、
酸素を体内に取り入れ、糖や脂肪を代謝してエネルギーを発生させながら かつ 長い時間行うことができる運動の事をいいます。ウォーキング、ジョギング、水泳やエアロビックダンスなどが有酸素性運動です。
|
○ |
無酸素性運動はダメ? |
|
|
無酸素性運動は、筋肉に貯蔵されているエネルギーを利用しながら行う短時間の運動です。酸素が充分に供給されていない状況で、糖からエネルギーを発生する運動です。効果が無いわけではありませんが、体脂肪が減少するまでにはなかなか至りません。体脂肪の燃焼を目的にするには向きません。 |
|
|
|
|
|
|
|