トップページ  > 肥満と健康・食生活 > 肥満


食事療法
 3-2  五大栄養素  〜 栄養成分について知りましょう
   最近売られている加工食品には、栄養成分表示として五大栄養素値が書かれているものが多いです。
 五大栄養素とは人が摂取する栄養素の中で「たんぱく質」「糖質(炭水化物、食物繊維)」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」を指します。その中で「たんぱく質」「糖質」「脂質」を三大栄養素と言います。
   参考 三大栄養素 ビタミン ミネラル

ここでは、肥満というテーマを踏まえた説明を致します。
 ○  たんぱく質  1g約4Kcal〜もちろん必須栄養素。必要な量は確保して取る。 栄養成分の表示 
   たんぱく質は、内臓等の器官や筋肉など身体の組織を作ります。
減量・ダイエット時にも、たんぱく質は適度に取りながら、余分な脂肪を減らしていく事になります。
 
 ○  糖質(炭水化物)  1g約4Kcal〜体脂肪に変わりやすい糖質があるので注意する。
   糖質を摂り過ぎると、余分な糖質は中性脂肪に変わり、体内に脂肪として貯蔵されます。肥満の原因栄養素とされている所以です。特に単純糖質は太りやすいので、
十分注意しなければなりません。
   (後日掲載予定の部分で GI値の説明を致します)
 
 ○  脂 質    1g約9Kcal〜脂質も必要なものは取る必要がある。
   脂質はグラム当たりのエネルギー量が多いため、ダイエット・減量を意識する人は制限を掛ける事になります。
しかし、例えば後述のビタミン類の中で、ビタミンA、D、E、Kのいわゆる「脂溶性ビタミン」は脂質と一緒に吸収
されるため、脂質の極端な制限はこれらのビタミンの吸収の妨げになります。また、脂質を構成する成分である
「脂肪酸」のうち、多価の不飽和脂肪酸であるリノール酸、リノレン酸、アラキドン酸は身体に不可欠な脂肪酸です。
 
不飽和脂肪酸 → DHA、EPAについて  (追記します)
 ○  ビタミン 
 ビタミン英語: vitamin)は、生物の生存・生育に微量に必要な栄養素のうち、炭水化物タンパク質脂質以外の有機化合物の総称です。
ある物質がビタミンかどうかは、生物の種類によって異なります。ヒト()のビタミンは13種が認められています。
ビタミンは機能で分類され、物質名ではありません。例えばビタミンAはレチナール、レチノールなどからなるものの総称です。
ビタミンはほとんどの場合、生体内で合成することができないので、主に食料から摂取する事になります。ビタミンが不足した状態をビタミン欠乏症と言い、欠乏症になると疾患が起こったり成長に障害が出たりするので注意が必要です。 
 ○  ミネラル 

ミネラル(mineral)は、一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外に、生体にとって欠かせない元素のことを指します。
有機質に対して無機質とも言います。


     
     
   戻 る     次 へ
食事と健康
 Copyright (C) 2012
 北の大地食品 
  All Rights Reserved. 
 2013年7月
中高年の・・
肥満と健康・食生活
タンパク質・糖質・脂質
ビタミン、ミネラル

inserted by FC2 system