1-5 脂肪合成(インスリンの働きと肥満) ;
   食物が胃に入り消化が始まると、血液中にブドウ糖が増えます。(血糖値が上昇)
血液中のブドウ糖が増えると、膵臓(すいぞう)からインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリン・・糖尿病では良く効く言葉ですが、どのようなものでしょうか。
 ○ インスリンの働き
@ブドウ糖を全身の組織に運び、エネルギーとして活用させて 血糖を下げさせます。
Aブドウ糖に由来するグリセロールと食物の油脂
に由来する遊離脂肪酸から肝臓や脂肪細胞で
 中性脂肪の合成を促進 します。 
  糖分や脂分を多く含んだ食品を取ると、インスリンの働きで中性脂肪が増えてきます。
つまり太りやすくなります。また、しょ糖や砂糖のような単純糖類は吸収されやすいために血糖値の
上昇が早く、そのために膵臓から大量のインスリンが分泌され、結果的に体脂肪が蓄積・太りやすく
なります。
 
       
 ●  インスリン抵抗性    
    白色の脂肪細胞が必要以上に肥大化増加し、肥満になると、インスリンの作用が低下する事が知られています。 肥満などの影響でインスリン作用が低下することを「インスリン抵抗性」と言います。 糖尿病を初めとする生活習慣病の原因になります。
 
 近年の研究で、「大豆のイソフラボンが肥大化した脂肪細胞を減らす」との報告があります。 
 肥大化した脂肪細胞を減らすことは、インスリン抵抗性を向上させ生活習慣病のリスクを減らすことに?がるでしょう。(間違いだらけの健康食品も参照下さい)
 
       
   
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 肥満と健康・食生活 [目次]   
 1.肥満とは 1) 肥満の定義 2) エネルギーの摂取
3) 肥満と遺伝 4) 脂肪細胞 <インスリンと肥満>
 2.肥満と病気  1) 肥満の危険性 肥満 病気
肥満 病気 4) アディポサイトカイン 5) 病気のリスク改善
 3.食事療法 1) 食事とカロリー 2) 五大栄養素
3) 肥満と健康と栄養素 健康づくりのための       食生活 肥満防止のための      食事療法
 4.運動療法  5) 運動療法の必要性 2) 運動療法のポイント
  3) 食事と運動  
5.ダイエット計画 1) 間違ったダイエット 2) ストレスを溜めずに
  3) 食生活の計画性  
 
 
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肥満の関係
1 肥満・・肥満になる原因

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