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中高年の・・
肥満と健康・食生活
 減量だけではダメ。
 なぜ運動が必要か。
運動療法
4-1 運動療法の必要性
   科学技術や経済の発展による産業化・オートメーション化の促進により、現代人の身体活動量は昔に
比べ減少しています。いわゆる運動不足です。
 食糧が豊富な国では、豊かな食生活により、高エネルギー食品摂取の増加によって栄養過多になっています。栄養過多と運動不足によって日常の摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れ、肥満になるのです。
食事制限だけでダイエットをしていると、痩せにくくなる
   減量のために食事の量を減らす生活をしていると、基礎代謝量も徐々に減っていきます。人間の身体の
防御反応で、「餓死しないよう消費カロリーを制限しよう」とするのです。基礎代謝量が減るので、いくらカロ
リー制限しても痩せにくくなります。そして、食事制限をやめると基礎代謝量が減っている状態なので太りや
すくなっています。そのため、簡単に「リバウンド」現象が起こるのです。
 これを防止する為に、運動療法が必要なのです。
 ○  適度な運動は、基礎代謝量を増やし、太りにくくなる
   運動といってもマラソンやマシン・ダンベル運動など「きつい」運動をしなければならないわけではありません。後に、後述しますがウォーキングなどの有酸素運動で十分です。

○ 運動の整理効果
  効果  説明 
@ エネルギー消費量の増大  消費カロリーが増えるので、減量にも貢献します。
A 基礎代謝の向上  基礎代謝・食事誘発性体熱産生を向上させるので、太りにくくなります。
B インスリン感受性の上昇   インスリンの感受性が向上するため、太りにくくなります。
C 内臓・皮下脂肪量の減少 余分な脂肪の減少は、生活習慣病の予防にも繋がります。
美容や身体のプローポーション維持効果も期待できます。
D 体重のリバウンド防止 体重の逆戻りを抑制し、減量効果を長期持続させます。
E ストレス解消 ストレス解消にも役立ち、前向きな精神効果も現れます。
F 身体機能の維持  身体機能の維持・向上。骨格筋・骨密度の維持。
有酸素運動と無酸素運動
 
運動の種類 運動の種目  効果の期待
 有酸素性運動  ウォーキング、ジョギング、自転車
など
 全身持続力の向上
心肺機能向上
 レジスタンス運動
(無酸素性運動)
マシン・ダンベル運動
エクササイズ
 筋力
柔軟性運動  ストレッチ、ヨガ   柔軟性、平衡性
レクリエーション運動   バレーボール、バスケットボールなど  機敏性、平衡性
 
    運動での消費カロリー    
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