減量だけではダメ。 なぜ運動が必要か。 |
4 | 運動療法 |
4-1 | 運動療法の必要性 | |||||||||||||||||||||||||
科学技術や経済の発展による産業化・オートメーション化の促進により、現代人の身体活動量は昔に 比べ減少しています。いわゆる運動不足です。 食糧が豊富な国では、豊かな食生活により、高エネルギー食品摂取の増加によって栄養過多になっています。栄養過多と運動不足によって日常の摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが崩れ、肥満になるのです。 |
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● | 食事制限だけでダイエットをしていると、痩せにくくなる | |||||||||||||||||||||||||
減量のために食事の量を減らす生活をしていると、基礎代謝量も徐々に減っていきます。人間の身体の 防御反応で、「餓死しないよう消費カロリーを制限しよう」とするのです。基礎代謝量が減るので、いくらカロ リー制限しても痩せにくくなります。そして、食事制限をやめると基礎代謝量が減っている状態なので太りや すくなっています。そのため、簡単に「リバウンド」現象が起こるのです。 これを防止する為に、運動療法が必要なのです。 |
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○ | 適度な運動は、基礎代謝量を増やし、太りにくくなる | |||||||||||||||||||||||||
運動といってもマラソンやマシン・ダンベル運動など「きつい」運動をしなければならないわけではありません。後に、後述しますがウォーキングなどの有酸素運動で十分です。 ○ 運動の整理効果
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○ | 有酸素運動と無酸素運動 | |||||||||||||||||||||||||
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運動での消費カロリー | ||||||||||||||||||||||||||
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