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高い状態が続くと多くのリスクが伴う |
1 高血圧 (Hypertension) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高血圧(こうけつあつとは、血圧が正常範囲を超えて高い状態が続くことを言います。。 高血圧自体の自覚症状は何もないことが殆んどですが(頭痛等が続くこともある)、虚血性心疾患、脳卒中、 腎不全などの発症リスクが大きく、生活習慣病のひとつであり、肥満、高脂血症、糖尿病との合併は 「死の四重奏」「syndrome X」「インスリン抵抗性症候群」などと呼ばれます。 これらは現在メタボリックシンドロームとも言われています。 |
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1-1 高血圧 (Hypertension)の状態とは・・ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下の数値は、「日本高血圧学会」で定めたものです。 (変更になります) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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この数値は、「健康診断」や健康指導等でも使われています。 高年齢になると、どうしても血圧は上昇していきますので、年齢問わず一律同じ基準値では納得がいかない 部分もありますが、現在の基準はこの数値で良悪が判断されます。(2013年現在) |
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<追記 2014年4月> 現在、この一律の基準の見直しをする動きがあります。年齢や健康状態によっても一律の基準には問題が ありますので、良い動きかと思います。 (見直し案 正常血圧 上 < 147 ) |
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1-2 なぜ高血圧になるのか | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
高血圧になる原因として、他の病気に由来するケースやホルモン分泌の影響によるケースもありますが (二次性高血圧)、多くの場合、原因が明らかでない複数の環境要因から発病する「本態性高血圧症」と 医師から診断されるケースです。 血圧を上昇させる環境要因には、例えば、生活習慣によるケースもあります。 ・ 塩分(ナトリウム)は血圧を上昇させます。無意識のうちに塩分の取りすぎが血圧を上昇させます。 (日本人に多いケース) ・ 脂質や糖質の取りすぎで、血液がドロドロの状態が続き、血液の流れが悪くなる事で血圧が高くなる場合も あります。 ・ 高年齢になるとと、血管が劣化してくるため(動脈硬化)、血液の流れが悪くなり、血圧が高くなる場合も多い です。 ・ 他の環境要因としては、ストレスによるホルモン分泌での血圧上昇があります。 ・ 親からの遺伝を受ける場合もあると言われています。 ・ 肥満も血圧上昇の原因になります。「肥満と健康・食生活」の項目も参考にして下さい。 これらのように、生活環境によっても血圧が上昇しますが、これを「生活習慣病」と言います。 |
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