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医食同源・・薬膳と中医学(1)

 

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 ●  医食同源と中医学・・そして薬膳       
   医(薬)食同源の思想として、食べ物に生体調整機能といった薬効を期待する考えは、数千年も前から中医学や漢方医学の世界ではありました。
   中医学や日本の漢方医学で用いられる生薬には、薬効能、薬性、薬味といった効能や性質が知られており、これらを組み合わせて症状に合った処方がされ治療に用いられています。食物にも同様に食能、食性、食味があり、特に食物の薬効と気味(性味)の組み合わせが重視されます。
   
○ 中医学・薬膳における五味五性
    性質   
 五味
酸っぱい味で、特に肝、胆、目に良いとされる。下痢にも良い。
苦い味で、消炎作用有り。
 甘い味で、緩和と滋養強壮作用がある。脾、胃に良い。
 辛い味で発散作用がある。肺・鼻・大腸によく、風邪に用いて発汗を促す。
(かん)  塩辛い味。軟化作用があり、腎、膀胱等に良い。
五性  寒  体を冷やす。鎮静、消炎作用がある。
 涼  寒より弱いが体を冷やす。
 温  体を温める。興奮作用があり、冷え性の人に良い。
 熱  温より強く暖める作用がある。冷え性の人に良い。
 平  寒、熱作用が無い。滋養強壮作用。
 これらを用いた「薬膳料理」は、健康ブームや昨今、そして高齢化社会に向けて、注目されていくでしょう。
 このサイトでも、機会があれば、薬膳料理の紹介やレシピを紹介していきたいと思います。
     
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