● |
医食(薬食)同源 |
|
|
|
医食同源(薬食同源)という言葉があります。 中国では古代から「食養」もしくは「食療」という言葉があり、食べる事により、病気の予防や健康維持を促進する考えがあります。食物・食事の取り方により病気の治療効果を高める助言や指導も行われていました。 |
|
近年の食生活の欧米化・豊食化により、日本人も過剰な油分や砂糖の摂取および動物性食品の増加が目立つようになりました。食事や生活環境の変化により、過食(カロリーの取り過ぎ)による肥満や糖尿病・高血圧・高脂血漿などの生活習慣病やメダボリックシンドロームに掛かる人も増加しています。
まさに、今、良い食事のとり方について見直さなければならない時です。
|
● |
健康食品ブーム |
|
|
生活習慣病者の増加により、また肥満防止のために、「食事で健康を維持しよう」という考えが浸透し始め、、健康食品が注目され始めました。
1991年厚生労働省は「特定保健用食品」(特保)の許可制度を作りました。 また2015年には企業の責任において、食材の健康効果についての説明表記ができるようになり、食の健康に対する人々の関心はますます高まっています。
ただ、過剰な効果宣伝の影響もあり、多くの例で、1日の必要な栄養素量を大きく超える過剰な量の栄養素を取っている人々も見受けられます。多くの健康食品に興味がある方々は、「多く取ればそれだけ効果がある!」と思い込んでいるのではないでしょうか。
|
● |
取りすぎは体に悪影響も・・ 取りすぎで発がん性の危険も! |
|
例えば、抗酸化作用がある「ビタミンE」も、大量に取ると「発ガンの可能性が上昇する」という報告があります。 あるダイエット食材は大量に取ると心臓病になる事がわかりました。
1日に、人が体内で処理できる栄養分の量は上限があります。ある栄養物質の1日の体の処理能力が100gだとするなら、150gも取った場合、残りの50gが処理できず、体にとって「毒」として作用してしまう可能性が考えられるのです。
特定の栄養分の過剰摂取は、体に逆効果を及ぼす場合があります。
|
|
この 間違いだらけの健康食品 では、食材の効能に対する正しい知識や(研究などの報告などからの)を
検証を記載していきたいと思います。 また加筆できれば、自然の食材を使った化粧品や効能品についても考察していきます。 |
|
|
|
|
薬膳とは・・・
|
|
|