食材の効能

食事と健康食材の効能(一覧)

とても 効果がある
効果がある
 効果があるとされる
(研究・検証中等)
または 若干の効果
 無印 効果がない、不明
 
日本の産地 
ほとんどアメリカ産
日本産は1%以下
名産有名度 ★☆☆☆☆
 健康お勧め度 ★★★☆☆
 
  名産有名度
★★★★★ 真の名産品 
★★★★☆ 有名名産品
★★★☆☆ 地元では名産品
★★☆☆☆ 名産品かな?
★☆☆☆☆ 名産品じゃない
お勧め度
★★★★★ 最高のお勧め品 
★★★★☆ 優良お勧め品
★★★☆☆  お勧め品
★★☆☆☆  好き嫌いがある品
★☆☆☆☆  あまりお勧めしない
 
 
食事と健康
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穀物類

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トウモロコシ

トウモロコシ(玉蜀黍)
とうもろこし とは   トウモロコシは、イネ科の一年生植物です。
「とうきび」とも「コーン」とも呼ばれます。
 トウモロコシは炭水化物が主な成分です。 胚芽の部分には脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く含む 栄養豊かな野菜です。また、必須脂肪酸の一つであるリノール酸を多く含んでいます。
有効
成分
ビタミン類
 ビタミン(B・E類)がバランス良く含まれています。 
 
ミネラル類  骨の主成分で筋肉や脳の活動にも関係するカルシウム、
たんぱく質の合成やエネルギーの代謝に必要なマグネシウム、
細胞内外のイオンバランスを保ち血圧にも関係するカリウム、
貧血予防効果のある鉄分がバランス良く含まれています。
リノール酸
ω-6脂肪酸
 胚芽の部分に植物性脂肪が含まれます。
 リノール酸にはコレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化の予防に役立ちます。
 注意点  リノール酸(ω-6脂肪酸)とω-3脂肪酸は、バランス良く摂取しなければなりません。日本人は油としてω-6脂肪酸の摂取が多いため、気をつける必要があります。
 ω-6脂肪酸の摂取量がω-3脂肪酸の摂取量より極端に
多いと「うつ病」のリスクが高まるというデータがあります。
  必須脂肪酸〜人の体内で合成されないため、食べ物から摂取しなければなりません。
 ● 油(脂肪酸)の種類
 種類  特徴 主な油 ・多い食品
不飽和
脂肪酸 
 不飽和脂肪酸は、その構造(二重結合の位置)から下記の種類に分かれる。
 ω-3(n-3系)  青魚類の油などに代表されるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPAエイコサペンタエン酸()、αーリノール酸などがある。必須脂肪酸。  魚油
α-リノール酸
 ω-6(n-6系)  ω-3脂肪酸と同じく、コレステロール値を低下させる効果やアレルギー症状を改善させる効果、生活習慣病の予防に効果があります。必須脂肪酸。植物油に多い。 リノール酸
 ω-9(n-9系)  動物性油、植物性油、両方の構成油。 オレイン酸(一価不飽和脂肪酸)
飽和脂肪酸   炭素鎖に二重結合、三重結合がない脂肪酸。
採り過ぎはインシュリン抵抗性を生じ、肥満の原因になる。
バター 動物油
トランス
脂肪酸 
 構造中にトランス型の二重結合を持つ脂肪酸。天然の植物油にはほとんど含まれない。水素を付加して硬化した部分硬化油を製造する過程で発生する。
 多量に摂取するとLDL(悪玉)コレステロールを増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれる。
 マーガリン
 ω- と n- は炭素位置の数え方の違いであり、同様のものです。
 
とうもろこし 栄養のポイント 
ゆでとうもろこし 1本
(可食部 170g当り)
1日の必要量
エネルギー(Kcal) 173
食物繊維(g) 5.2 RDA 男性19(27)
女性17(30)
* RDA:推奨量 AI:目安量 
1日の取得値は成人、()内は取得率
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 コレステロール低下作用がある
 成人病・生活習慣病に対する効能効能    抗酸化
作用
動脈硬化
高血圧予防
コレステロール  糖尿 その他 
 
 
中医学(薬膳)で言われている効能
 温/寒 帰経(効果があると思われている所)          
小腸 大腸 腎   その他
効能特記   胃の働きの不調和を改善し、調子を整える。
 血圧や血糖値を下げる。
 利尿作用により結石を出す。むくみ改善
 
特定原材料指定の「食物アレルギー食材」ではありませんが、アレルギーの症例は報告されています。 
 危険性 ● 発症例は少ないです。
● 同じイネ科の穀物と交差抗原性が高いため、米、小麦、
 アワ、ヒエに対しアレルギーを持っている人はとうもろこしの 摂取に注意を払う必要があります。
● リノール酸の捕り過ぎは、ぜん息・アトピー・花粉症・
  アレルギー性鼻炎等のアレルギー体質をつく
 る原因
となります。
症状   皮膚炎など。

 エネルギー(カロリーベース)に占める割合(%
      概算値
  たんぱく質 脂肪  炭水化物
とうもろこし 14.7 7.1 78.2

 100g当りの栄養成分

 (5訂食品標準成分表 他)
種類 エネルギー
(Kcal)
水分
(g)
タンパク質
(g)
 脂肪 
(g)
炭水化物
(g)
とうもろこし 茹で 99 75.4 3.5 1.7 18.6
とうもろこし
缶詰クリーム
84 78.2 1.7 0.5 18.6
 
ミネラル(無機物)
種類 ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
 リン
(mg)

(mg)
とうもろこし 茹で Tr 290 5 38 100 0.8
とうもろこし
缶詰クリーム
260 150 2 18 46 0.4
 
ビタミン 脂溶性(有機物)
種類 <ビタミン A>
βカロテン
当量(mg)
<ビタミン A>
レチノール
当量(mg)
ビタミン D
(ug)
ビタミン E(mg) ビタミン K
(mg)
とうもろこし 茹で 49 4 (0) 0.3 (0)
とうもろこし
缶詰クリーム
50 4 (0) 0.3 (0)
 
ビタミン 水溶性(有機物)
種類 ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB9
葉酸(ug)
パントテン酸
(mg)
とうもろこし 茹で 0.12 0.1 2.2 0.12 86 0.51
とうもろこし
缶詰クリーム
0.02 0.05 0.8 0.03 19 0.34

水溶性 総量 脂肪酸(単位 g)
種類 ビタミン
C
(mg)
食物繊維
(g)
飽和
脂肪酸
一価
脂肪酸
n-3脂肪酸
(ω-3)
n-6脂肪酸
(ω-6)
とうもろこし 茹で 6 3.1 0.26 0.49 0.02 0.53
とうもろこし
缶詰クリーム
3 1.8

食材No606  2012/10/28

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