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 8−5 口臭
 ストレスについての項目で、口臭について考える。この食と健康ならではかも知れません。
 口臭の原因としては、口の中が食物残渣による細菌の増殖・腐敗ガス発生、歯茎の歯周病があります。
ストレスなどで「胃が悪い、病む」時も口臭が出ると思われていますが、直接胃の中の臭いが食道を通って口から出てくるのではなく、酸性になっている胃(不健康な状態、中医学では「胃熱」)が、口中内と連動して口臭が発生するとされています。
原因1 口内の不衛生
 口臭の原因の大部分は、口内の細菌が増殖する事で産生される「揮発性ガス」が原因です。
 食後に歯を丁寧に磨かず、口の中が不衛生状態にしていると、口内の細菌が増殖するため、口臭がきつくなってきます。 歯を磨くことが有効な対策ですが、やたらに何回も歯を磨いても口臭を予防することは出来ません。最低1日1回徹底的に歯磨きをすることです。
舌磨き
 舌の表面に付いている白っぽい藻みたいなものを舌苔(こけ)と言います。細菌や食べカス、死んだ白血球などの集まりです。この舌苔も口臭の原因となるため、歯を磨く際には舌も一緒に磨くようにすると口臭予防に効果があります。
ただし、舌はデリケートな組織ですので、強く磨きすぎないようにして下さい。
原因2 歯周病・虫歯
 虫歯や歯周病が原因で口内が不衛生になり、口臭が出てきてしまうことがあります。また、歯科治療の不備でも口臭が発生する場合があります。この場合には、虫歯や歯周病の治療、歯科治療の不備部分の再治療などをしない限り
口臭も改善しないと思われます。
原因3 唾液量が少ない  <ストレスからの要因の一つ>
   原因1で述べたように、口臭の原因の大部分は、口の中の細菌が増殖して産生するガスに由来する物が殆どです。
唾液には洗浄・殺菌作用があり、口内の細菌の増殖を抑制して口臭を予防する効果があります。
唾液量が少なくなる原因に、
 ○疲れていたり体調不良の時。
 ○緊張ストレスを感じている時。
 があります。
 加齢や薬の副作用等が原因の場合もあります。
唾液量を増やすためには
 ・ 水を良く飲む。
 ・ 食事は良く噛んで食べる。
 ・ 舌先を刺激する。
が効果的です。
原因4 酸性   <ストレスからの要因の一つ>
    胃の状態が悪い時は、胃が過渡の酸性になり、臭いを発します。しかし、胃から発する臭いは、口臭の直接の原因にはなりません。しかしながら、胃が不健康な状態は、口内にも影響を及ぼし口の中も酸性の状態になります。
口内が酸性に傾くと口内の酵素などの影響により、口臭が発生するとされています。
 (詳しい研究結果を探しています)
 胃はストレスで不健康になる場合も多いです。よってストレスから口内も不健康になって口臭を発生させます。
中医学では、薬膳としてストレスを改善させる方法を取ります。
  (詳細は、後日追記します)
   
   

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