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  (2) 脂質異常<高コレステロール>

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脂質異常(高コレステロール)              
 血液中の総コレステロールやLDLコレステロール(悪玉)、中性脂肪酸が高い状態を高い状態を高脂血症(脂質異常)と呼ばれます。 高脂血症の状態が続く事は、動脈硬化を発生させる主な原因になり、動脈硬化から心筋梗塞・脳卒中などの血管系疾患の原因となります。 これを防止するには、消化器官から吸収された余分な脂質・糖類などが 血液中に流れ・溜まることを防止しなければなりません。
 極度に高い総コレステロール値や、LDL(悪玉)コレステロールを抑えることは、結果的に 肥満の防止・ダイエットにもなります。(肥満と健康・食生活
○ コレステロール値の基準  
 2007年に定められた新基準を記載します。(新基準 日本動脈硬化学会 他)
  正常値  異常値(治療必要) 
総コレステロール値  140〜199 mg/dl    脂質異常症 220 mg/dl以上
HDLコレステロール値  40 mg/dl以上  脂質異常症 40 mg/dl未満
LDLコレステロール値  60〜119 mg/dl  脂質異常症 140 mg/dl以上
中性脂肪 50〜149 mg/dl  高中性脂肪血症 150mg/dl以上
2015年以降に採用される予定の基準値  (日本人間ドック学会)
  正常値   異常値(治療必要)  
総コレステロール値 

男性 全年齢 151〜254 mg/dl      
女性 30〜44歳 145〜238 mg/dl 
女性 45〜64歳 163〜273 mg/dl 
女性 65〜80歳 175〜280 mg/dl
HDLコレステロール値 記載なし  
LDLコレステロール値 

男性 全年齢 72〜178 mg/dl 
女性 30〜44歳 61〜152 mg/dl 
女性 45〜64歳 73〜183 mg/dl 
女性 65〜80歳 84〜190 mg/dl 
中性脂肪  記載なし  
 これらの基準値が妥当かどうか現在でも議論されているところです。
○ コレステロールを下げるための食物と食事
● 下げる食品として
 ・ 食物繊維を含んでいる食品
 ・ 大豆などの豆類
 ・ n−3系脂肪酸の多い青魚
 ・ タウリンの含んだ魚介類
 ・ ビタミンC、E など 酸化防止効果のある成分を含んだ食品
  
コレステロール(LDL)を下げるための健康食品。コレステロールに良い健康食品。
 コレステロールを下げる機能性・健康食品は、特保も含め、多く発売されています。
 血液中でコレステロールを輸送する低比重リボ蛋白(LDL)が活性酸素により酸化されると、血管内皮細胞を破壊していき、動脈硬化を促進させます。よって、LDLの酸化を抑制させることが、動脈硬化を予防するといえます。
動脈硬化
 上記の様に、コレステロールの酸化は、動脈硬化を促進させます。
 動脈硬化は、心疾患等の重篤な病気に繋がる可能性があります。
 → 動脈硬化について(肥満と健康)

 
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