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      (1) 高血圧

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高血圧                
 生活習慣病の一つとして、血圧が高い状態が続く(高血圧)事例があります。
 血圧が高いことは、血管に弾力性が無くなる動脈硬化に繋がり、最終的には重篤な循環器障害に陥る危険性がありため、放置しておくことはいけません。 
○血圧が高くなる原因  
 血圧が高くなる要因として、「食塩の取りすぎ」「ストレスや過労」「運動不足や肥満」があります。
 現代では高血圧の高い人の90%が原因不明なのが現状です。「本態性高血圧」とも呼ばれ、特に大きな異常がないのに血圧が高くなる状態です。遺伝的な要素もあると言われていますが、本当に詳しい事は解明されていません。
 血管中の血液が必要以上に どろどろ している状態も血圧を上昇させます。この状態はコレステロール値が高いなどのに問題がある場合にも該当します。 コレステロール値を改善し、血流を良くする事は、高血圧の改善にも動脈硬化の予防にもつながります。 
 
高血圧を防止する健康食品  
 血圧が高くなる原因から、「塩分を排出する」「コレステロール値(血流)を調整する」事は 高血圧予防に有効な手段となります。
○塩分を排出する
 カリウムの多い食品(野菜や果物)を多く摂取する必要があります。
○コレステロール値を調整する(抗酸化食品を摂取する)
・ 納豆や大豆商品など、腸からのコレステロールの吸収を抑える手段が考えられます。
・ 抗酸化力のある食品を摂取することで、悪玉(LDL)コレステロールによる動脈硬化を予防します。
 (次のコレステロールの項目で詳しく)) 

 健康診断の前など、血圧や悪玉コレステロール値が高い人は気になりますよね。
 いつも血圧の高い人(高血圧症)が、意識的に数日間塩分を大幅に制限しただけでも血圧は下がりますし、 大豆食品などコレステロール値を下げる食品を1週間程度 意識的に食べ続けても、血圧やコレステロール値は下がっていきます。

 
○ 血圧の基準  
   
 
    (収縮期)   下(拡張期)  家庭内血圧・備考
 正常血圧  〜139    〜89  75歳以上は  上 〜149
  至適血圧 〜119  かつ 〜79  
   正常値   120〜129  かつ 80〜84   
   正常高値 130〜139  又は 85〜89 
  高血圧 140〜     90〜    
  T度 高血圧  140〜159  又は  90〜99   
  U度 高血圧  160〜179  又は  100〜109   
  V度 高血圧  180〜    又は 110〜   
日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」より 単位mmHg
 
 
         
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