フラボノイドとはなにか・・フラボノイドの生理活性              
 近年の健康ブームにより、フラボノイド類に含まれる機能性成分の関心か高まっています、
 フラボノイド、植物ポリフェノールの一部になります。 特に体に対する抗酸化作用は強いものがあり、生活習慣病の改善など、様々な健康効果が期待されています。
 
   90年代から始まった疫学調査では、抗動脈硬化、発ガン予防、脳機能保護機能に関すことが主要テーマとして研究されています。
ポリフェノールとフラボノイドの関係
 ポリフェノールの代表的なものは、フラボノイドです。フラボノイドはポリフェノール類の大部分を占めているため、 フラボノイドが植物ポリフェノールそのものと見られがちですが、あくまで植物ポリフェノールの一部です、

ポリフェノール類の吸収率
 ポリフェノール類は有機化合物で疎水性ですが、一般的に配糖体の形で水に溶けやすい状態で存在するため、尿として体外に出やすく、体への吸収率が低いのが難点です。
 比較的体内への吸収率が高いのが、玉ねぎ等に含まれるフラボノイド系のケルセチンです。
 赤ワイン、ブルーベリー、黒豆の皮に含まれることで有名なアントシアニンは体への吸収率が非常に悪く、少量の摂取では殆んど体内に取り込めません。1日何回か取る必要があるため、アントシアニンこそサプリメントでの摂取が良いのですが、同じサプリメントなら、玉ねぎの「ケルセチン」の方が効果が高いものと推察されます。

ポリフェノール(フラボノイド)の健康効果と摂取
  ● 強い抗酸化作用 〜 体の酸化を防止する
    最も期待されている効果がフラボノイドが持つ抗酸化作用です。 この抗酸化作用は悪玉(LDL)コレステロールの酸化による動脈硬化症の促進を止めます。結果的に動脈硬化による高血圧症にも効果を及ぼすことになります。
 後日、追記しますがフラボノイドの過剰摂取が逆に体の酸化を促進するとの報告があります。何事も適度の摂取は逆効果を生む可能性があるのです。
 
フラボノイドの中でも 生体内で強い抗酸化作用を示すのは、ベンゼン環にカテコール構造のある フラボノール類のケルセチンとフラボン類のルテオニンです。ケルセチンは玉ねぎや煎茶・ダイコンの葉など、ルテオニンはピーマンやブロッコリー・セロリなどに多く含まれています。
  ● 発がん性予防の研究
   現在、フラボノイド類の摂取と、発がん性の関係について、研究されています。
 フラボノイドは がん予防作用があるとされる機能性成分の一つであり、特に柑橘系のフラボノイドが発がん抑制に貢献していると考えられており、研究が進んでいます。
       
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