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 タンパク質

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タンパク質           
   タンパク質は、アミノ酸が鎖状に繋がったものです。
 アミノ酸は20種類の(L-)アミノ酸があり、鎖状に多数連結して高分子化合物として存在します。生物の重要な構成成分であり、脂質・炭水化物と共に「三大栄養素」と呼ばれます。
   ・ ペプチド 〜 アミノ酸が特定の配列で繋がったもの 
    タンパク質は、体の組成の基本となる部分ですから、当然、良質なものを適度に摂取しなければなりません。
 ● 食べても同じたんぱく質になるとは限らない
   タンパク質は、全て固有のアミノ酸配列を持った重合(鎖状)体です。 人の体内では消化・吸収の過程で、タンパク質がアミノ酸レベルまで分解され栄養分として利用されます。 タンパク質系健康食品の宣伝では、さも食したタンパク源がそのまま体を構成するタンパク質になるかのように宣伝している場合があります。タンパク質を分解した生成物であるペプチドやアミノ酸の機能が、元のタンパク質の機能と同じになる保証はありません
 確かに近年、食品としてして摂取されたタンパク質が、そのまま構造と機能を維持し(または再生する例も)、生体に作用する例も見出されています。しかし、少数の例外を除いて、食品素材とタンパク質の生体内での構成や生理機能は直接的には関係ありません。
  → <コラム>コラーゲンってそんなに肌に良いのか?
   
タンパク質の取り過ぎの悪しき例
    いくつかの健康食品では、特定のたんぱく質を多量に取る事で健康効果が出ると勧めています。
 しかし、通常人間の体は1日の必要とする栄養分、言い換えると1日に処理できる生物的化学反応が決められています。必要以上に栄養分を摂取していくと余剰分は体にとって毒ともなり、逆に悪影響を及ぼす可能性があります。 
    一例を挙げると・・・(後日記載)
 
   
 ● 遺伝子組み換え  
    遺伝子はタンパク質を合成するための情報を持つものです。
 近年、この遺伝子を人為的に組み替えて利用する技術が使われるようになりました。
 日本では遺伝子組み換え食物は「悪いもの」というイメージがあります。 確かに、植物・生物の遺伝子を人為的に変更する事の倫理面の問題や、タンパク質の変成による中毒事故の問題があります。
 しかし、厳密にいうと、遺伝子が組み換えされた食品は至る所に出回っています。 加工された食品の中の一部に、遺伝子組み換え作物が混ざっている場合があります。 また、寒さに強い米、甘みが増した果物・・・遺伝子組み換えの定義が異なれど、品種改良された農作物も遺伝子に手を加えている事には変わりありません。事例は少ないですがタンパク質の事故もあります。 「遺伝子組み換え食品 絶対反対!」と叫んでいる人はこの現実をどのように思っているのでしょうか? 品種改良された食物は絶対食べないのでしょうか?
  
 
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