食材の効能

食事と健康食材の効能(一覧)

食材No705  2012/10/20

豆類

ウィキペディア(フリー百科事典)では
黒ゴマ

とても 効果がある
効果がある
 効果があるとされる
(研究・検証中等)
または 若干の効果
 無印 効果がない、不明
 
日本の産地 
黒ゴマのほぼ全てが東南アジア産
白ゴマの一部が鹿児島等西日本で生産 
名産有名度 ★☆☆☆☆
 健康お勧め度 ★★★★★
 
  名産有名度
★★★★★ 真の名産品 
★★★★☆ 有名名産品
★★★☆☆ 地元では名産品
★★☆☆☆ 名産品かな?
★☆☆☆☆ 名産品じゃない
お勧め度
★★★★★ 最高のお勧め品 
★★★★☆ 優良お勧め品
★★★☆☆  お勧め品
★★☆☆☆  好き嫌いがある品
★☆☆☆☆  あまりお勧めしない
 
 
食事と健康
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黒ゴマ(胡麻)
 抗酸化作用もある健康食品
 成人病・生活習慣病に対する効能効能    抗菌作用 抗酸化
作用
動脈硬化
高血圧予防
コレステロール  糖尿 その他 
   
 
中医学(薬膳)で言われている効能
 温/寒 帰経(効果があると思われている所)          
小腸 大腸 腎   その他
効能特記 
 
 特定原材料準ずる(20品目)食物アレルギー食材 です
アレルゲン 
危険性
アナフィラキシーショック等の重篤な症状の報告例もあります。キウイフルーツやライ麦、ナッツ類等との交差反応のアレルギー症状の報告例もあります。
症状  じんましん、眼の痒み、呼吸困難、アナフィラキシーショック
   
 100g当りの栄養成分

(5訂食品標準成分表 他)

種類 エネルギー
(Kcal)
水分
(g)
タンパク質
(g)
脂肪
(g)
炭水化物
(g)
ゴマ 乾燥 578 4.7 19.8 51.9 18.4
ゴマ 炒り 599 1.6 20.3 54.2 18.5
ごま油 921  0  0 100.0   0
 
ミネラル(無機物)
種類 ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
 リン
(mg)

(mg)
ゴマ 乾燥 2 400 1200 370 540 9.6
ゴマ 炒り 2 410 1200 360 560 9.9
ごま油  Tr  Tr 1  Tr  1  0.1
 
ビタミン 脂溶性(有機物)
種類 <ビタミン A>
βカロテン
当量(mg)
<ビタミン A>
レチノール
当量(mg)
ビタミン D
(ug)
ビタミン E
(mg)
ビタミン K
(mg)
ゴマ 乾燥 17 1 (0) 0.1 7
ゴマ 炒り 17 1 (0) 0.1 12
ごま油  Tr  0 (0) 0.4 5
 
ビタミン 水溶性(有機物)
種類 ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB9
葉酸(ug)
パントテン酸
(mg)
ゴマ 乾燥 0.95 0.25 5.1 0.60 93 0.56
ゴマ 炒り 0.49 0.23 5.3 0.64 150 0.51
 ごま油  0.00  0.1 (0)   (0)  (0)
 
水溶性 総量
種類 ビタミン
C
(mg)
食物繊維
(g)
コレステロール
(g)
食塩相当量(g)
ゴマ 乾燥 Tr 10.8 0 0
ゴマ 炒り Tr 12.6 0 0
ごま油  (0)      0
 
脂肪酸  (g)
種類 飽和 一価 n-3不飽和
(ω‐3)
n-6不飽和
(ω-6)
ゴマ 乾燥 7.52 18.94 0.15 22.8
ゴマ 炒り  7.86  19.78 0.15 23.28
 ごま油  15.04 37.59 0.31 40.88
黒胡麻 とは   アフリカが原産とされるゴマは、古くから香辛料、調味料として世界中で使われています。
 リノール酸など必須脂肪酸や不飽和脂肪酸などが豊富に含まれており、健康食品として注目を浴びていますが、反面アレルギー症状が出る人がいる食材で、注意が必要です。
有効
成分
リノール酸
(ωー6)
 リノール酸にはコレステロールを下げる働きがあり、抗酸化作用、動脈硬化の予防に役立ちます。
 必須脂肪酸です。
 オレイン酸
(ωー9)
 血液中の悪玉コレステロールを取り除いて、動脈硬化や、心臓病、高血圧を予防する働きがあります。
ゴマリクナン
 ゴマリクナンとは「セサミン」「セサミノール」「セサモリン」を指します。
セサミン  ゴマ油に含まれるセサミンには、LDL(悪玉)コレステロールの腸管からの吸収を抑制し、コレステロールの酸化抑制作用も確認されています。 他にも、肝機能障害の改善や血圧調整、脂肪酸等の代謝調整、自律神経調整などが期待されています。
 注意点  便通を良くする効果があります。下痢気味の人は要注意です。

 
 ● 油(脂肪酸)の種類
 種類  特徴 主な油 ・多い食品
不飽和
脂肪酸 
 不飽和脂肪酸は、その構造(二重結合の位置)から下記の種類に分かれる。
 ω-3(n-3系)  青魚類の油などに代表されるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPAエイコサペンタエン酸()、αーリノール酸などがある。必須脂肪酸。  魚油
α-リノール酸
 ω-6(n-6系)  ω-3脂肪酸と同じく、コレステロール値を低下させる効果やアレルギー症状を改善させる効果、生活習慣病の予防に効果があります。必須脂肪酸。植物油に多い。 リノール酸
 ω-9(n-9系)  動物性油、植物性油、両方の構成油。 オレイン酸(一価不飽和脂肪酸)
飽和脂肪酸   炭素鎖に二重結合、三重結合がない脂肪酸。
採り過ぎはインシュリン抵抗性を生じ、肥満の原因になる。
バター 動物油
 ω- と n- は炭素位置の数え方の違いであり、同様のものです。
 必須脂肪酸〜人の体内で合成されないため、食べ物から摂取しなければなりません。

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