食材の効能

食材No115  2012/09/20

 熱を取り、水分を代謝する
 ナス(茄子) とは   ナス(茄子)はインド東部が原産で、日本には8世紀頃伝わりました。多くの品種がありますが、日本で栽培される品種のほとんどは、外皮が紫色又は黒紫色です。この紫色の皮には抗酸化作用があるアントシアンの一種「ナスニン」が含まれています。
 東洋医学(中医学・薬膳)では体温を下げる食材とされています。
 日本では代表的な夏野菜です。
有効
成分
カリウム  利尿効果があります。
ナスニン
(アントシアニン)
 なすびの外皮に含まれる紫色のアントシアニン系の色素です。(ポリフェノールの一種)
 ナスニンには強力な抗酸化作用があります。喫煙やストレスなどで体内に生じた活性化酸素を抑えます。コレステロールの吸収も抑えるとの報告もあります。ナスニンは眼の疲労回復にも役立つとされます。ナスニンは紫色の皮に含まれているため、皮ごと調理する事をお勧めします。
 ルチン  ルチンは毛細血管を丈夫にします。
ルチンも紫色の皮に含まれているため、皮ごと調理する事をお勧めします。
 注意点  身体を冷やす野菜のため、冷え性の人、下痢傾向のある人、妊婦、胃腸が衰えている高齢者は控えめにする必要があります。

 
  <<PREV   
  
 >>NEXT

野菜

ウィキペディア(フリー百科事典)では
ナス

ナス(茄子)
とても 効果がある
効果がある
 効果があるとされる
(研究・検証中等)
または 若干の効果
  効果がない、不明
 
日本の産地 
高知、熊本(各1割)など
日本各地で栽培
名産有名度  ★★★☆☆
 お勧め度 ★★★★☆
 
  名産有名度
★★★★★ 真の名産品 
★★★★☆ 有名名産品
★★★☆☆ 地元では名産品
★★☆☆☆ 名産品かな?
★☆☆☆☆ 名産品じゃない
お勧め度
★★★★★ 最高のお勧め品 
★★★★☆ 優良お勧め品
★★★☆☆  お勧め品
★★☆☆☆  好き嫌いがある品
★☆☆☆☆  あまりお勧めしない
 
 
 
食事と健康
 Copyright (C) 2012
 北の大地食品 
  All Rights Reserved. 
 成人病・生活習慣病に対する効能効能     抗酸化作用
高血圧 コレステロール  糖尿 動脈硬化  その他
 
 
○ 
 
中医学(薬膳)で言われている効能
 温/寒 帰経(効果があると思われている所)          
小腸 大腸 腎   その他
静熱 
効能特記   身体にこもった余分な熱を冷ます。尿の出を改善してむくみを取る。    
 
アレルギーに対して、特記する文献は見当たりません。 
   

 100g当りの栄養成分

 (5訂食品標準成分表)
種類 エネルギー
(Kcal)
水分
(g)
タンパク質
(g)
脂肪
(g)
炭水化物
(g)
ナス 茹 19 94.0 1.0 0.1 4.5
 
ミネラル(無機物)
種類 ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
 リン
(mg)

(mg)
ナス  茹 1 180 20 16 27 0.3
 
ビタミン 脂溶性(有機物)
種類 <ビタミン A>
βカロテン
当量(mg)
<ビタミン A>
レチノール
当量(mg)
ビタミン D
(μg)
ビタミン E
(mg)
ビタミン K
(μg)
ナス  茹  98 8 (0) 0.3 10

ビタミン 水溶性(有機物)
種類 ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB9
葉酸(ug)
パントテン酸 (mg)
ナス  茹 0.04 0.04 0.4 0.03 22 0.29
 
水溶性 総量
種類 ビタミン
C
(mg)
食物繊維
(g)
アントシアニン
(ナスニン)(mg)
ナス  茹 1 2.1 69〜109

食事と健康食材の効能(一覧)

inserted by FC2 system